にらレバライター、BEEK DESIGN スタッフとして編集・デザイン業に勤しむ。元地域おこし協力隊・青少年育成プラザMiacisスタッフ。1991年生まれ。韮崎高校出身。音楽・サウナ・お寿司が大好き。
韮崎でどこに飲みに行こうかと相談しているときに、いつも真っ先に候補として名前があがる焼き鳥屋さんがあります。地元の人には定番の焼き鳥屋「やきとり たはら」は、平成元年に本町に開店したお店です。
駅から徒歩約8分のあまり目につかない場所にあるので、知らない地元の若者も多いと思いますが、ぜひ一度は訪れてほしい 地元の人気店 なので、今回の記事ではその魅力をご紹介いたします。
表面サクッと、中はジューシー。
炭火の上で、ていねいかつ絶妙な焼き加減で焼き上げられた焼き鳥
がおいしいのはもちろん、40種類もの豊富なメニューも魅力的…!
店主の田原さんの思いや地元のファンの集まるお店の温かい雰囲気も知れば、きっとあなたも行ってみたくなりますよ!
豊富な料理メニュー、ジューシーな焼き鳥。
赤い暖簾をくぐり店内に入ると、炭火の良い匂い。
そのままカウンターの方を眺めると、壁には力強い文字で書かれたメニューの数々が並んでいます。
たはらには焼き鳥以外にも、なんと40種類以上の料理メニューがあり、そのどれもが「ぜったい美味しいに決まってる…」と思うものばかり。
どれを注文しようかという幸せな悩みを楽しみながら、心が満たされていくのが感じられます。
焼き鳥は全部で10種類。
炭火で丁寧に焼き上げられた焼き鳥は、香ばしい上にとってもジューシー。言わずもがな、ビールとの相性は抜群です。
どれもおいしくて1番を決めるのはむずかしいのですが、ファンが多いとよく聞くのは「鳥皮」でしょうか(上の画像の真ん中)。
表面はサクッとしていて身はジューシーで味もしっかりしているのに、飽きることなくペロリと食べられるんです。
一口食べて思わず「うま!」と言ってしまうこと間違いなし。訪れた際は、ぜひ注文してみてください。
シメさばやまぐろブツなど、海鮮メニューがあるのもうれしいポイント。さっぱりとしたサラダや漬物、もちろん〆のお茶漬けやお味噌汁もあります。
たはらの味のとりこになったファンは市内に留まらず、市外から電車に乗ってお店を訪ねてくるお客さんもいるそうです。
そうやって市内にお気に入りのお店を見つけてもらうことが、このまちのことを知ってもらったり愛着を感じてもらったりすることにつながっていくのかもしれません。
店主の田原さんの人柄。20代前半で父の店を継ぐ決意
二代目店主の田原さんは、笑顔が素敵で温厚な雰囲気の方。田原さんとの会話を楽しみにくる常連さんも少なくありません。
田原さんは、元々実家も焼き鳥屋でしたが、東京に憧れて、高校卒業後は会社員として東京で勤務されていたそうです。しかし外に出たからこそ、田舎ならではの時間の流れや昔からの友人がいる環境などに魅力を感じるようになり、地元に戻って、二代目店主として父親の店を継ぐことを決心しました。
お店を継いだ当時は、まだ20歳を少し過ぎたばかり。昔から慣れ親しんでいたはずの炭火焼は自分でやってみるととても難しく、はじめは捨ててしまうことの方が多かったそう。お父さんに教わりながら練習を繰り返し、お客さんに提供できるようになるまでには時間がかかったそうです。
今ではもちろん、その腕前はプロのもの。いつ行っても焼き加減ばっちりな美味しい焼き鳥を提供してくれます。
地元の人が集まり交流が生まれる、温かい雰囲気の店内
お店に入って左手と奥にある座敷スペースでは、市内の会社が行う新年会や歓送迎会など、大人数での集まりや宴会も開催されています。
席には仕切りがないので、側に座っているお客さん同士が仲良くなることもしばしば。
地元に密着したお店ならではのあたたかい雰囲気の中で頬張る焼き鳥は、絶品です。
やきとり たはらの基本情報
- 所在地 :韮崎市本町2-10-28
- 電話番号:0551-22-8088
- 営業時間:17:00〜23:00(ラストオーダーと最終入店22:30)
- 定休日 :日曜日、第3月曜日
- 席数 :30席(うちカウンター8席)