観る山が登る山へ。韮崎出身フォロワー6千人超、山インスタグラマー@pono087が山の魅力をお届け!~韮崎から見える鳳凰三山(ほうおうさんざん)って知ってる!?~

寄稿

はじめまして。ぽの(@pono087)です。

小さい頃から家のベランダや韮崎のまちから眺めてた鳳凰三山や甲斐駒ケ岳。
まだその頃は登山なんて興味もなくて、ただ「ん〜今日も綺麗に山が見えるね〜」と何気なく当たり前のように眺めていました。

姉と兄につられて登山を始めるようになり、山は次第に見上げて観るものから登るものへ。

休みの度に山へ登るようになり、今では週1ペースでそこらじゅうの山を巡るようになりました。山用のInstagramで九州~東北まで登った山々を紹介しています。

今回はその中でも、みなさんも地元韮崎でいつも眺めていたであろう山、鳳凰三山へ1泊2日で行ってきたので、その様子を写真満載でお届けします!

山頂からは八ヶ岳・アルプス・富士山・奥秩父、と高級なビュッフェみたく贅沢に全部ペロリと頂けてしまいます。こんな贅沢な事ってありますか?きっとみなさんも登ってみたくなるはず!?それではどうぞー

山ではいつ、何が起こるか分からない。気楽にサクッとハイキングから始めて欲しいですが、自然を相手にしているので装備や事前の下調べなど安全登山も心がけてほしいです。

山がきっかけで出会うことのできたお友達

今回のメンバーは左から東京から来てくれた★ながりん、真ん中にいって同じ韮崎出身の★かなちゃん、その後ろにいる★なーさん、そして右手の赤いバンダナが私★ぽのです。

登り始めは毎度、今から見れる景色はどんなものだろう〜?とドキドキ高まる気持ちが隠せない。

「忘れ物はないよね?」
「レッツゴー!!」

の掛け声とともに歩き出します。

5つの滝がお出迎え

鳳凰三山を縦走するのにいくつかコースがあります。今回はドンドコ沢ルートを選択。名前からして可愛いと思うのは私だけでしょうか。このコースはバスがある為アクセスも良し。

1日目:青木鉱泉〜ドンドコ沢(滝を巡りながら)〜鳳凰小屋
2日目:鳳凰小屋〜地蔵岳〜観音岳〜薬師岳〜中道〜青木鉱泉

こんな感じで行ってきました!

登りだしはしばらく急登が続く。
ここは体力勝負となりますが、森林の中を歩くのは気持よく自分達のペースで歩みを進めていく。

途中に幾つか沢エリアがあり、「すごい!川があるよ」と小学生のようにはしゃぎながら川を渡り歩いたり(ちゃぷちゃぷ♪)

山の植物に足を一旦止めて眺めたりと、楽しみながら登れるから長い道のりも苦ではない。とは言っても、「この花の名は」状態。とりあえず可愛いからパシャりと納めておく。

後で出てくる鳳凰小屋のスタッフに写真を見せて聞いたところ、「ホタルブクロ」と教えてもらいました。見た目だけじゃなくて、名前も可愛い。

登山中はとにかくお腹が空く。
腹が減っては戦はできぬ!って事で・・・

愛情たっぷり詰め込んだお手製オニギリをたべて(これがまた、山で食べる握り飯はうまいんだ。)

ポリポリと好きなお菓子をつまむ。

ここで、山ガールあるあるをひとつ。
登りだす前のおやつ交換タイム。今回はかなちゃんから動物のクッキーをGET。

途中途中に看板や目印もあるから迷う心配もなく、自分が今どの辺まで来たかも分かるから安心して足を進める事が出来る。

私「あ。一番大きい滝ってここじゃない!?」

じゃじゃーーーーーーん!!!
残念ながら霧が出ていたので綺麗には見れなかったけど、高い崖から水が急斜面を流れ落ちる姿についつい見惚れる。マーライオンポーズでもしたくなりますが、私達は滝ポーズを即興で考案。伝わる?笑

ながりん:「滝ってより、おばけポーズだよねこれ」
私:「・・・たしかに。」苦笑

※今回は全部の滝には回らず、フィナーレの五色滝のみ寄り道をする事に

その後もずんずんと、こんな岩場も越えながら歩き続け、本日のお宿『鳳凰小屋』へ到着。

鳳凰小屋でビール!カレー!まったり~

チェックインを済ませたら、疲れた身体にはやはり『ビール』!!湧き水でキンキンに冷えたビールがこれまた身体にしみる。

お酒好きの私とかなちゃんで「かんぱ~い」の合図でゴクゴク。
私とかなちゃん「山でのビールはたまらんね~うまいっ!!!!!!!!!!!」

山で呑むビールは普段呑むビールのほんとうに何倍も美味しいのでぜひ。

ちなみに・・・鳳凰小屋宿泊の料金はこちら。
そして本日の夕飯はカレーライスでした。(スタッフに聞いた所毎晩カレーらしい)

それにしても、なんだこのゆるキャラは。思わず目の前で立ち止まり眺めてしまうではないか。

この日は山の日という事もあり満席の状態。ぎゅーぎゅーになりながら食卓を囲み、一斉に「頂きます」を。

このカレーなんと食べ放題!!

何杯食べてもいいもんだから、あちこちから「同じ量でおかわり!!」とおかわりコールが飛び交う。女性だからといって恥ずかしがらず、手を上げて大きい声で「おかわりー!!!」をしてほしい!

ここには掘りごたつも完備されている。
ちょっと、セクシーなポスターも貼られていているが、何だこの落ち着く感じは。
一旦入ったら「もう出られない~」。

山の朝と夜は夏でも冷えるから、ダウンやこたつなどの防寒はありがたい。

こちらが寝床。

2段ベット風になっており、指定された場所で寝泊まりします。いわゆる雑魚寝状態だけれど、普段の生活じゃ味わえないこの空間もこれまた楽しい。

本当は星が綺麗に見えていれば星空観察をしてから寝る予定だったけれど、残念ながらこの日は見られなかったため早めに就寝。

「また明日ね~お休みなさぁいzzZ」

山はやっぱり朝がいい

2日目スタート。

日の出を山頂で見るために3時30分には起床し、4時に出発。

山の朝は早い。
だけど何故だろう。
山の中での早起きは全然苦ではなくて、むしろルンルンで目がさめるから不思議。
そしていつもなら1時間かかる身支度も、山でならササッと30分もかからない。

外はまだ真っ暗で、ヘッドライトをつけて目印を探しながら
山頂を目指していく。

登っていくと次第に空が明るくなり始め、振り返るとハッと息を飲む程の美しい風景。

みんな:「待って待って、綺麗すぎる!」

踊りだしたくなるくらい気持ちが高ぶる。なんなら私はフリフリとお尻をふっていた。

自然と山頂に向かう足が早足になる。
ほらほら太陽が「おはよう」と言わんばかりに顔を覗き始めたよ。

みんなで迎える朝はやっぱり気持ちがよくて、太陽が登った瞬間に「おはよう」を言えるのもまたいい気分になれる。
ほらほら。みんないい表情してるでしょ?

山に登らないと味わえない「特別な朝」をぜひとも味わってほしい。

3つの山の頂上にアタック

太陽がでたらそこから明るくなるのは早い。うん。今日は天気が、良さそうだ。

ここから連続で3つの山を縦走します。

第1座 地蔵岳 2764m

後ろに見える尖った岩はオベリスク。略してオベ。
この、かっこよさったらもう。男前で君にうっとりだよ。
ここは登る人もいるが高度な技術が必要なので注意を。

地蔵岳という名の通りお地蔵様がずらりと沢山並んでいて、思わず手を合わせ挨拶をする。

そして写真をみてお気づきでしょうか?

地面に着目!!!
あれ?山なのに海辺に来たのか?と勘違いしてしまいそうになる白砂。
この白砂の稜線(山の峰から峰を結んで歩く道のり)歩きをしばらく楽しめます。

咲いている植物や生き物、地面と、コロコロ変わりゆく山の表情には毎度驚かせられる。そうこうしている間に、ようこそ雲よりも高い未知なる世界へ。雲海の登場!

昔、雲の上に乗ってみたいと思っていたのに、まさか雲よりも上にいる日が来るとは…

「いやいや綺麗すぎる!下界にいるみんなは今頃起きる頃かなあ?」なんて会話をしながら2座目の観音岳を目指します。

向かう途中、後ろを振り返ると甲斐駒ケ岳や仙丈ケ岳がみえる。

右奥後ろには八ヶ岳がばっちし。

ながりんは八ヶ岳で一番高い山である赤岳で最近プロポーズをされました。
「思い出の八ヶ岳~」なんて、ニヤニヤしちゃうじゃんね~

さらに右を向くと、富士山の次に高い山、北岳がドドドーーーン!っと現れる。

そしてなんといっても、南アルプス、鳳凰三山に登る魅力は日本一の山、富士山に向かって歩ける事だと思う。

こんなにもはっきりと大きく、歩けば歩くほど近づいて行く富士山。

360度の景色をたっぷりと堪能してる間に観音岳に到着。

第2座 観音岳 標高2841m

鳳凰三山の中で一番高いのがこの観音岳。

少し高い石の上に登ってパシャリ。高い石があると登りたくなるのは、登山者あるあるだと思う。はぁ~と溜息がでちゃうくらいこの日の晴天さに一同ニヤニヤが止まりません。

空が近く感じるのもお山ならでは。相変わらず、青空が似合うかなちゃん。

ちなみに、かなちゃんと山へ行くときは高確率で晴れます。天気の子でしょうか。

第3座 薬師岳 標高2780m

そして長い様であっとゆう間に縦走最後のお山、薬師岳に到着。

「最後のお山に着いちゃったね〜!でもよく頑張った!最高すぎたね〜」

って、縦走が終わっちゃう事が嬉しいようで、寂しくて、どこか物足りなくて・・・ただ言えるのは三座を縦走できた事は148センチのミニマムな私を一回り大きくしてくれた気がします。

山頂で休んで、一気に下りへ

ここで少し遅めの朝ごはん。観音岳の頂上は平地で広々としているから休憩場所にはもってこい★

鳳凰小屋で持たせてくれた山菜弁当をいただく。もぐもぐ、真剣ですね~

素朴なお弁当だけれど

かなちゃん「メンマかと思って食べたらキノコだったこれ!!美味しい~」

私「こごみってこんなに美味しいんだ!!!」

って山菜の美味しさに箸を運ぶ手が止まらない。自然食材万歳!まさに#山飯 にふさわしいメニューだと思う。

たらふく食べたら少し休憩。

ゴロンっと石のベッドにもたれスーピースーピー休み始めるなーさん。気持ちよさそうだ。
こんな所で寝れるなんて幸せだね。

十分に休んでここから一気に下山。

途中いきなりなーさんがとりだしたのは・・・・・

なーさん:「アンパンマンラムネ食べる〜?」
かなちゃん:「これ食べたら本当に元気100倍になるだから!」

思わぬギャップにクスクスと笑っちゃう。
子ども用のお菓子を大人になった今食べても感じる事は一緒らしい。笑

かなちゃん:「下山したらどこの温泉いく〜?」
私:「白州にある尾白の湯がいいんじゃない?」

私:「あ!ねぇねぇ!麓ジェラート食べに行こうよ!すっごい美味しいんだよ!」
かなちゃん:「え。いい!!賛成!あそこ大好き!!」

と、東京から来たながりんにぜひ食べて欲しいと勧めると

ながりん:「そんなに??じゃぁそれを楽しみにいこ〜!」

って、下山後の楽しみを考えながらいつもくだります。

目標があると、頑張れちゃう。
なんなら、早く食べたいがために早足になります。ははは

最後のひと踏ん張りには嬉しい青木鉱泉に戻る近道を発見。

みんな:「わ!近道だぁ!嬉しいっ。いこいこっ!!!」

と、曲がると。なんと、川に橋がかけられており、そこを渡る事に。

私:「まって、これ揺れる!落ちたら終わりじゃん〜」
ながりん:「はっはっ!!ははははは」と、おっとっとしながら渡りきる。

そして、無事スタート地点の青木鉱泉に戻ってきました!

かなちゃん:「楽しかったね〜」
ながりん:「いい景色だったね~」って、余韻に浸り

既に思い出になった山行を振りかえりながら目指すは、温泉とジェラート♡

やってきました#麓ジェラート

ブルーベリーヨーグルトと桃の贅沢なダブルをチョイス。これがまた、美味しいんだぁ〜。

みんな「幸せ~~~」。

下山後は必ずと言っていいくらい、ソフトクリームかアイスが食べたくなる。

〜今回の鳳凰三山登山の感想〜

今回は1泊2日の行程だったからゆっくり景色を堪能できて率直に楽しかった。
特に2日目地蔵岳から朝日をみて、そっからの薬師岳への縦走はまだまだ、歩きたい!と思えるほど気持ちのいい道のり。

今回で2回目の鳳凰三山でしたが、 また行きたいと思える山の一つになりました!

次はあなたの番?

いかがだったでしょうか?長すぎちゃいましたか?笑
最後まで読んでいただいてありがとうございます。

オシャレなカフェでお茶をするのも、欲しい服を買いに出かけるのも、スポーツをするのもいい。私も大好きです。

でもたまには地元韮崎の当たり前のようにそこにある、周りの山々に登ってみてほしい。その素晴らしさを伝えたくてこの記事を書きました。

気持ちいい朝を迎えたい、新しい仲間に出会いたい、ただただ楽しみたい時はもちろん。

ちょっと疲れてしまった時。なにかを変えたい時。新しいことに挑戦したい時…などなど

山へ登り、そこでしか味わえない良さを知って、身をもって感じたら。きっとなにか見えてくるんじゃないかなって思います。

山はいつだってそこで変わらず待っていてくれますよ。