みなさんはゆるキャラがここまでブームになるまでのストーリーをご存知でしょうか。
いつの間にか人気者になり、グッズ化され、テレビ出演し、その地域を代表するかのような勢いで扱われているゆるキャラですが、それまで目立たなかったご当地キャラたちが、突然自然発生的にブームになったというわけではありません。
そこには『MJ』という男性の涙ぐましい努力があったのです。
『MJ』とは、マイケル・ジャクソンではなく、
もちろんマイケル・ジョーダンでも松本潤でもなく、
そう、『みうらじゅん』です。
(プロフィールはこちら)
みうらさんは全国の物産展で所在なさげに佇んでいるご当地キャラたちにとてつもない「哀愁」を感じ、それらのキャラクターたちを『ゆるキャラ』と命名。
全国各地に足を運んでゆるキャラのことを調べ尽くし、まだ情報もグッズなどもほとんどなかったゆるキャラに関連するものを集めまくることで、「これは絶対にブームになる」と自分を洗脳しながら、雑誌に売り込むも断られ、自分でイベントまで開催して徐々にゆるキャラをブームに導いていった人物です。
もはや狂気の沙汰。詳しい話は著書”「ない仕事」の作り方(文藝春秋)”の中で語られているのでぜひ読んでみてください。面白いですよ。
実は私(窪田)は、高校生の頃に映画「アイデン&ティティ」を観て以来、ずっとみうらさんのファンでした。
どのくらいファンかという話をすると長くなってしまうので詳しいことは割愛しますが、
トークイベントの時に手紙を書いていったのに渡せなかったという淡い初恋のような思い出を持っているくらいファンです。
貴重な動画を発見!
そして、ここからが本題なのですが、ある日、こんな動画を見つけてしまったのです。
なんと!韮崎市のイメージキャラクター『ニーラ』がみうらさん(そして安斎肇さん)とテレビ番組に出ているではありませんか...!しかも市役所職員も付き添っている...!
羨ましくてしょうがなかったので、少しでもそのときの話を聞けないかと思い、韮崎市役所を訪ねてきました。
動画に出てた人、発見!!
ニーラと共に番組に登場していた矢崎さんは、当時は商工観光課(現:産業観光課)に所属していましたが、現在は総合政策課の財政担当者になっていました。
番組に出ていた時と同じニーラサンバイザーを被ってお話してくれました。
ニーラっていい奴なんです。
熊本の震災のあと、2歳の女の子の「くまもんに会いたい」というお願いを叶えてゆるキャラ同士のコラボレーションが実現したり、
韮崎市の少年少女サッカーチーム「なでしこプロジェクト」のみんなの「なでしこジャパンに会って、一緒にサッカーをしたい。サッカーを教えて欲しい。」というお願いを叶えて韮崎中央公園でみんなでサッカーをしたり。
最後に、みなさんにお願いしたいことがあります。
2017年は県内1位、2016年は何百もいる全国のゆるキャラの中でなんと総合15位だったんです。
大村先生がノーベル賞を取ったときに胸にピンバッチを付けてくれていた影響が大きかったのかなと思うんですけど、大人気だったんです。
それなのに今年は県内でさえ3位に・・・(10/27現在)。
投票が11月9日18時までなので、ぜひ投票してあげてほしいんです。
いつの間にかニーラの紹介記事になってしまっていますが、いいんです。
お気付きのことかと思いますが実はこの記事の本当の目的は、ニーラのことをみんなに知ってもらって、ニーラの力になること!
MJに会えなかった恨みを晴らそうとしたわけではないのです。(笑)
いつもみんなのお願いを叶えてくれているニーラに恩返しができるチャンス。
1日一票、ぜひ応援してあげてください!!!
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