新コーナー!韮崎の仕事情報をご紹介する「ニラサキのシゴト」が7月からスタート!〜担当編集部新メンバーよりご挨拶〜


はじめまして。このたび新たににらレバ編集部に加わることになりました、泉翔悟(いずみしょうご)といいます。

6月に韮崎市の地域おこし協力隊に就任し、妻ともうすぐ2歳になる息子と一緒に、神奈川の相模原市から移住してきました。

これまで特に韮崎に縁やゆかりがあったわけではなく、いわゆるIターンという形での移住です。

韮崎の仕事を伝える新コーナー始まります

東京の新聞社で記者をしていたつながりで、来月7月から、新コーナー「ニラサキのシゴト」をにらレバで掲載させていただけることになりました。

月に1社のペースで韮崎市にある会社を取材し、韮崎出身者のみなさんに向けて、いま韮崎にどんな仕事があるかを紹介していきます。

給料や業務内容について説明した一般的な求人情報からさらに一歩踏み込んで、そこで働く人々の生き方や、何を求めて新しい仲間を募集しているのかなど、その会社で働く人の想いや息づかいが伝わる血の通った記事を作っていきたいと考えています。

「ニラサキのシゴト」をスタートさせる想い

新コーナーを掲載していく上で、大切にしたいことが一つあります。

韮崎の良いところばかりを切り取らず、実際の移住者としての視点を率直に伝えるということです。

実際の移住者の視点とは、言い換えれば、実際に都市部から移り住んだ人が、その後「韮崎でちゃんと生活していけるのか」ということです。

田舎での暮らしというと、「豊かな自然」や「広々とした環境」といった悠々自適で自由気ままな生活ばかりをイメージしがちですが、現実には、その地で生活費を稼ぎ暮らしを成り立たせなければなりません。

実際、東京に住む僕の友人からも「地方でののんびりとした暮らしには憧れるけど、食っていける仕事が…」という声をよく耳にします。

今にらレバを読んでくださっている韮崎出身の方の中にも、「本当は地元に帰りたいけれど、どんな仕事があるか分からなくて不安」という人もいるでしょう。

家族がいればなおさら・・・

仕事への不安のせいで住みたい場所を諦める人がいる。戻りたい地元を離れるしかない人がいる。

それはなんだか残念なことのように思えます。

「だったら、自分で歩き回って、韮崎の仕事を自分で伝えていこう!」

と考えたのが、今回新コーナーをスタートさせるにいたった経緯です。

新しく仕事を探している方にとって役立つことはもちろん、韮崎出身のみなさんが「こういう職場があるなら地元に帰ってみようかな」と思えるきっかけを作っていければ嬉しいです。

都心から移り住んできた僕が韮崎の仕事を盛り上げていきたいワケ

人口減少や高齢化など地方の多くの自治体が厳しい課題を抱えている中、「どうしてわざわざ都心を離れて韮崎に来たの?」「どうして韮崎の仕事を盛り上げようとしているの?」と疑問に思われるかもしれません。

神奈川で暮らしていたまち

韮崎に移り住み、韮崎のために何かしたいなと考えてしまう一番の理由は、地域おこし協力隊という仕事への責務でも地方自治体への慈善的な支援でもなく、単純に僕自身がこの地を好きになってしまったからなのだと思います。

韮崎への移住を決断する前、「どこに移住しようか」と家族でいくつかの地域を回りましたが、その中で韮崎の地を選んだのは、実は、特別な何かがあったわけではありませんでした。

電車を降りて韮崎駅からの景色を眺め、通りすがりの小学生とあいさつを交わし、駅前のオギノの休憩所でおばあちゃんたちの団らんに混ぜてもらって・・・そうしているうちにふと「しっくりきた」というのが、一番合っている表現かなと思います。

泉家が泉家らしく笑顔で過ごしている様子が、自然と頭の中に思い浮かんできた。それが韮崎への移住を決めた理由です。

韮崎駅前からの景色

観光ガイドには載らないし、インスタ映えもしないけれど、まちを歩く人を笑顔にさせる温かくて不思議な魅力が韮崎にはあるような気がしています。

余計なおせっかいかもしれませんが、韮崎出身者のみなさんには、こんなに温かく素敵な地域での暮らしを「仕事がない」という理由で選択肢から外してほしくないなと思います。

変化に向けたエネルギーを持つ韮崎への期待

いま韮崎の中にいると、都心にいるときには感じられなかった強いエネルギーを多くの人々から感じます。

それは、「このまちの現状を変えていこう」という想いです。

ふらっとまちへ飛び出してみれば、若者から、韮崎に長く住む大先輩のおじさまおばさま方まで、「何か新しいことしよう!」と議論に花を咲かせている光景をよく目にします。

新しい仲間や新しい動きを求めていつもうずうずとしている面白い大人がたくさんいます。韮崎にやって来る、戻ってくるみなさんと一緒にまちを盛り上げていけることを楽しみにしている大人がたくさんいます。

今後、「ニラサキのシゴト」が、みなさんと韮崎とをつなぐ懸け橋になることを目指して、僕も尽力していきたいと思います。

取材させてくれる企業さんも絶賛募集中。下記の募集フォームよりご連絡ください。