にらレバの編集部は、韮崎出身者を中心に、Uターン者や、Iターン者、二拠点居住者などで構成されたチームです。韮崎の魅力を毎日取材し、発信しています。
プロローグ(自己紹介)
ワタシはにらレバ世代の親世代ですが・・・(;^_^A
にらレバ世代が韮崎で「シアワセ」な暮らしをしてほしい!
と韮崎市から韮崎市民交流センターニコリ三階にある韮崎市子育て支援センター「にら★ちび」の運営に立候補したNPO代表の内藤香織です。
「にら★ちび」は、にらレバ世代の暮らし・結婚・出産・子育てなど「シアワセ」な暮らし@韮崎を応援しています。
「子育て?関係ないか・・・」って思わないでくださいね。国も「まち(地域)ぐるみで子育て応援」を推奨!
子どもたちの「シアワセ」に地域のオトナの活動・シゴト・暮らし・・が深~くかかわってきているんですよ。一度「にら★ちび」にぜひ!来てみてください。また違ったワクワクするような「シアワセ」な暮らし@韮崎が想像できることまちがいないと思いますよ。
にらレバ世代の皆さんが、韮崎のまちで「シアワセ」に暮らせれば、ワタシのようなにらレバ世代の親は、楽しく子育てさせてもらったこの愛すべき「韮崎」に恩返しができるってわけです(笑)
前置きが長くなりましたが・・・本題に。
韮崎の福祉・教育・産業のコレカラを考える視察。
フィンランド&チェコに行ってきました。
メンバーは、韮崎市市長・韮崎市若手リーダー職員たち・本坊酒造株式会社取締役・韮崎市が企業を誘致したカサ・ピノ・ジャパン社長・韮崎チェコ友好協会会長の総勢8名です。
まずはフィンランドとチェコのまちの風景をちょっとご紹介しましょう。
スタイリッシュな国 フィンランド
世界一美しい国 チェコ
韮崎市にもあったらいいな、フィンランドのこんな居場所。
フィンランドには、そこに行きたい!と思う場所。そこに居たい!と思う居場所。がたくさんあると感じました。
そんな素敵な施設の一部をご紹介したいと思います。
フィンランドの図書館は 居心地のい~い♪「市民の居間(Living room)」
「あなたは図書館で何をしますか?」とワクワクするような問いかけ。図書館はもはや「本を読む」場所を超越し「暮らしを楽しむ」場所。究極は 「哲学する」場所。キッズエリア・ティーンズエリア・・・シェアキッチン・ゴロンスペース・ミシン・3Dプリンター・Tシャツプリンターコーナー・・などもあります。
図書館には 自分を必要としてくれる誰か・・・?が 待っている・・
図書館の大切なワンコスタッフ。図書館の子どもコーナーで「ドッグセラピー(月二回)。少年がお気に入りの一冊をワンコに読み聞かせてあげている。ワンコはずぅーっと聴いている。この 「必要とされている感」が喜びや癒しに。ワンコは学校にも行って先生のお手伝いもするんだそうです。
フィンランドの家族支援 「ネウボラ」
妊娠・出産・子育ての 不安や孤独の「小さい悩み」が 大きくならないうちに・・予防のためのファミリーワーク(家族支援)が 「ネウボラ」です。この言葉が 心に残ります。フィンランドのお母さんお父さんは 写真のようなプライベートルームで、ずっと1人の保健師(MY保健師)さんから妊娠から子どもが6歳になるまでたくさんのサポートを家族ぐるみで受けられます。子育ての不安や孤独を解消してくれる・・・とっても頼もしい存在です。
フィンランドのきめ細やかさまでは まだまだですが韮崎すくすく子育て相談センター「にら★ちび子育て相談室」でも頼もしいにら★ちびスタッフがあなたのお話をじっくり聞き、「あなたが望む あなたらしい子育て」を応援しています。
地域ぐるみで 家族を支える場所 「プレイグラウンド」
幼児と学童・地域住民が使えるコミュニティスペースであるプレイグラウンドは 今は夏休み。12時になると長蛇の列が^_^。いい香りの イタリアン風パスタの配給です^_^。ヘルシンキ市では 毎日16歳まで 夏休み、毎日学校給食に代わる配給ランチをもらえる権利があるそうです。財政が厳しくなった時も市民が「この活動はヘルシンキの誇り」と言って 大切に続けているそうです。
韮崎市とチェコの国際交流
韮崎はサッカーを通して市民レベルで チェコ(メフェニーチェ市)と友好関係があり、遠い国から韮崎を思っていてくれる方たちがたくさんいらっしゃいました。国際交流は自国の良さも再認識し、両国の文化も経済も豊かにするきっかけになりそうですね。海外・県外にいるにらレバ世代のワカモノにも、韮崎の良さを研究し韮崎と他のまちの文化や経済を繋ぐ役割を担ってほしいですね。
エピローグ
25年前 みなさんが赤ちゃんだったころ、この韮崎で、いえ!日本で子育ての相談をしたり、助け合い支え合いながら共同養育できるお母さんたちの居場所がほとんどなかったのです。
特に私のように県外から移住してきて頼れる親も友達もいない「アウェイ育児」のお母さんたち、そして夫の帰りが遅い「ワンオペ育児」のお母さんたちは、仕事のキャリアもあきらめ社会からも遠ざかり、日々孤独と不安な子育てをしていたのですよ。
まだアラサーの私でしたが、このままでは子育てからも人生からも「リタイア」してしまう・・と声をあげてみたところ、韮崎の龍岡公民館を借りることができ、そこで 共同養育の場「子育てサークル」を始めることができました。
・・・するとどうでしょう!同じ孤独と不安を抱えたお母さんたちが50組も集まってきたんですよ!こんなに龍岡町に 子どもがいるんだ!とびっくり!
サークルメンバーと子育ての悩みを相談したり、一緒に楽しい子育てをしたり、たまには預かりっこをしたり・・・
それから「共同養育」が始まり、子育ての孤独も不安も地域の皆さんと分かち合いながらこの韮崎で楽しくシアワセな子育てがはじまり、なんとか「サバイバル」したのですよ(笑)。このような活動が基盤となって、地域の声から韮崎市の共同養育の場子育ての居場所「にら★ちび」が生まれたと思っています。
さて、あなたがこの韮崎で「シアワセな暮らし」をするのに必要なものは何でしょう?
韮崎のまちはきっと声をちゃんと聴いてくれますよ。
どんな生き方も受け入れる・・人のシアワセな暮らしが真ん中にあるまち
ワタシたちのまち韮崎は、その「チカラ」を持っていると思っています。
ほら!中高生の居場所「ミアキス」・子育て親子の居場所「にら★ちび」・異世代交流の場所「子ども食堂」・呑み屋街「アメリカヤ横丁」・・・どんどん増えてきましたよね。
もっと声を出したり、ディスカッションする機会をたくさん作っていきましょうよ。
そうすれば本当に必要で本当に良いものが、このまちにもっとできると思います。
「あなたが暮らしたいと思うまちはどんなまち?」
ぜひピンときたら、にら★ちび内藤にしゃべりに来てください・・・。