甘利山グリーンロッジで山梨の食材を使った料理を提供!|リレー記事vol.010『コシイシマホと韮崎と未来』

わたしと韮崎と未来

初めまして!

初めまして、輿石真帆です。

このリレー記事の第2走者である功力さん( 記事はこちら )が代表を務める8Labの一員として働いています。

8Labは甘利山グリーンロッジ(Rodge)を運営していて、都内の企業研修やイベントで利用してくださる方が多くいらっしゃいます。私はRodgeで「まほごはん」と称して、山梨の食材を使った食事を提供しております。

今回の記事では、私が食に興味を持ち、8Labの一員として甘利山のRodgeで働くまでの経緯と、今後の8Labの食の活動についてお話をしたいと思います。

レンゲツツジが満開の時の甘利山。山頂への道
合宿まほごはん!外での朝食の様子

【暮らしの中に食があった私の四半世紀】

私は小さい頃からおばあちゃんと毎日夕食を作ったり、お菓子を作ったりと、暮らしの中で自然とごはんを作ること、食べることが好きな子供でした。

中学生の時に青年海外協力隊の講演会で初めて「発展途上国の子供達の暮らし」・「世界の食料問題、飢餓・貧困」の現実を知り、「どうして同じ地球に住んでいるのに、ごはんを食べられない、学校に通えない、大人になれない子どもがいるんだろう?なんで???」と、すごくショックを受けたことを今でも鮮明に覚えています。

中学生の私にはその理由なんて全くわかりませんでしたが、「そんな世界をなんとかしなきゃ!なにかしたい!」という想いをずっと持っていました。

そして、発展途上国の飢餓貧困問題に興味を持った私は、甲府西高校を卒業し、都留文科大学の比較文化学科に進学。

大学1年生の時に自分でも何か行動をしようと思い、仲間と一緒に都留文科大学に「カンボジア教育支援団体Plenty」を設立し、カンボジアの小学生に本を届ける活動を行っていました。

世界の食料問題を勉強すると同時に日本のフードロス問題や、農業問題、食の変化など、日本の食にも目を向け、フェアトレード活動、世界食料デー活動などをしていました。

世界の食料問題について考えるワークショップ

また、甲府市武田に「自分らしく輝く学生が溢れる世の中を」をビジョンに掲げた「学生が創るcafe flat」を12人のメンバーと創設し、私は調理班としてメニューの考案と提供を担当していました。flatは「自分の作ったごはんを食べてもらえる喜び、人と人の繋がりの喜び、それが私の幸せに直結する」ことを感じることのできた、大好きな居場所でした。

学生が創るcafe flatのメンバー

学生時代の発展途上国へのボランティア活動や、県内での食の活動をし、すぐに世界は変わることはないけれど、自分が動けば自分の周りも少し変わる。
「世界中全ての人が豊かで幸せな暮らしを送れる社会」が実現されていくために自分ができることはなんだろう、と考えていました。

そして就職活動。

軸となっていたのは「食を通して全ての人を幸せにする」という想いでした。

初めの就職先は、生産者さんとお客様を繋ぐ居酒屋

渋谷本店の副店長でした。リピーターさんが多いお店になりました。

新卒で入社した株式会社エーピー・カンパニーは宮崎県に自社の養鶏場を持ち、全国の契約農家さんから野菜を購入し、店舗で使う「生販直結」「6次産業」を展開している企業でした。私が所属していたのはその企業が運営する居酒屋「塚田農場」の渋谷本店で、副店長をしていました。

店舗で働く私たちの役割は「命のバトン」を繋ぐこと。

看板メニューの宮崎地鶏がヒナから地鶏としてお客様に届くまでには、命の連鎖があり、その連鎖の中には本当に多くの人が関わっています。野菜も同じで、農家さんが365日畑に向き合って作られた野菜が届きます。

生産者と消費者を居酒屋でつなぐエーピー・カンパニーでは、普段は感じられないけれど大切な『食の連鎖』を教えてもらいました。

岩手の契約農家さんでのアルバイト生との野菜研修

宮崎や全国の生産者さんに思いを馳せながら、「美味しい食事と楽しい空間は人を元気にすることができる!!」という信念のもと、どうすればお客様が楽しいひと時を過ごせるのか?また来てもらえる居酒屋になれるのか?スタッフが楽しく働けるのか?を日々考えて、トライ&エラーして、本当に毎日勉強になる充実した日々でした。

そんなエーピー・カンパニーを退職し、昨年の9月に山梨に帰ってきました。

「ただいま山梨。」山梨の美味しさに感動

山梨に帰ってきて働かせてもらった「愛と胃袋」

山梨に帰って来て、北杜市にある古民家でお店を営む「Terroir 愛と胃袋」さんでアルバイトを始めました。

山梨の食材を使ってシェフとマダムが作り出す食事と空間はとても洗練されており、ご来袋される方の多くは県外からのお客様です。みなさま、山梨の食材で作られたシェフのお料理と空間に魅了され、大満足でお食事をされていかれます。働く私自身もシェフとマダムの大ファンで、お客様と一緒に山梨の食を楽しませていただいておりました。

お二人には『テロワール:その土地に根ざすもの、地のもの』という概念を教えていただき、山梨には本当に美味しい食材とそれを作り出す豊かな自然があること、その魅力をたっぷりと感じさせていただきました。

「山梨すごく美味しい!」

山梨に帰って来てから何度この言葉を言ったかわからないくらい、韮崎北杜エリアの食材のおいしさ、豊かさに毎度感動し、とても嬉しい気持ちになっています。

お恥ずかしいことに、社会人になるまで地元にいながら食材の豊かさや環境の良さに気づいていなくて、、東京からUターンして初めて色々なことを知りました。

愛と胃袋やRodgeに遊びに行った時に地元の仲間が作るシンプルな料理、近所の方からいただく野菜やフルーツ、その全てに美味しさが詰まっていて、東京から少し疲れて帰って来た私を元気にしてくれたのはこの豊かな大自然と美味しい食事でした。

私がそうであったようにRodgeにくるゲストに、「山梨の食材を使った美味しい食事を食べて、甘利山の大自然で癒されて、明日への活力をチャージしてもらいたい」と思い、8Labの一員となることを決めました。

Rodgeという舞台で山梨の食材の魅力を伝える『まほごはん』を提供!

8Labは合宿やイベントの主催者さんの「大切な参加者や想いを大切に」というテーマを込めて合宿・イベントのサポートをしております。

そんな合宿・イベントに欠かせないのは「食事」。

「まほごはん」と称しまして、合宿・イベントのコンセプトに合う食事の空間を作っております!

合宿まほごはんの人気!明野のトマトたっぷりのタコライス
外でワークをしながら食べられるお弁当ランチ
韮崎市との共同でインバウンドツアーを開催した際の朝食かぼちゃのパンケーキ

「まほごはん」の醍醐味は「合宿のエネルギーチャージ!」「地元の美味しい食材をシンプルに楽しむこと」。そしてミッションは「1時間しかない食事の時間をどんな風に過ごしてもらうか?!」です。

お腹が満たされるだけではなく、ほっ、と落ち着く時間、参加者同士の会話が弾む時間、リフレッシュリラックスの時間、そして何より山梨の食材を目一杯楽しんでもらう時間!

ただお食事を出すだけではなく、私も一緒に食事しながら会話に参加したり、時には参加者のみなさんと一緒に調理したり、お腹も心もほっこり満たされる、そんな食事の時間をみなさまと作っています。

大人気だった丸鶏。イベント参加者の方と一緒にカット!
カレーと焚き火を囲む時間(合宿のワンシーン)
大学生合宿、みんなでカレー作り

「まほごはんめっちゃ美味しい!野菜の味が本当に濃い!!

毎回の合宿で最低10人くらいに頂く感想です。笑

その度に「本当に野菜の味が濃くて、素材がとても美味しいので、シンプルなのが一番美味しいんです!!」とお答えしています。

グリルチキン野菜も塩胡椒とオイルでシンプルに味わいます。
ズッキーニとトマトのサラダ。夏はヘビロテでした。

Rodgeでは、こんなにも恵まれた環境で大好きな山梨の美味しさをたくさんの方に伝えられることに日々喜びを感じながら働かせていただいています。

未来の話。”梨北の食”をテーマに「8Lab食部門」始めます!

ここからは、これからの8Labのお話。

Rodgeでの「まほごはん」は、私自身が一番の梨北の野菜や食材のファンで、Rodgeに来るお客様と一緒に山梨の食材楽しみたい!食事の時間を幸せな時間にしたい!!そんな想いでお届けして来ました。

Rodgeの営業は毎年5月〜10月の期間限定で、先日で今シーズンの営業を終了いたしました。

大好きな山梨で、大好きな「食」という分野で、もっと近くで作り手さんのお手伝いや、美味しい食材と作り手さんの想いを『お届けする』

そんな役割ができたらな、と考え、8Labは「食部門」を立ち上げます!

8Labは、「∞の可能性」

「何かと何かをつなぎ、掛け合わせて、生み出す」
「ラボとして常にチャレンジングで未来志向のことをやる」
という想いが込められています。

食部門は「梨北の食」をテーマに、梨北の「作り手さん」と「都会や地元の人」を繋ぐ、Labする、ことをしていきます。

もっと梨北の生産者さんのお手伝いがしたい、美味しい食材を広めたい、みんなで「食」をいろんな角度から楽しみたい。

シンプルに私が梨北の食材の「一番のファン」として「伝える役割」が担える人になれたらどんなに嬉しいことだろう、とワクワクしています。

都内と梨北を結ぶ活動では「収穫体験」や「梨北の食を楽しむまほごはん」や韮崎北杜でも身近な農家さんと繋がったり、「暮らしの中の食」を楽しみながら考えていけるコンテンツを考えています。

食部門の第一弾として、代々木上原のタルト屋さんSecreTARTさんと「旅タルトin山梨」を開催したときの様子
穴山の犬飼農enさんでの里芋収穫体験
穂坂の元気農園さんでぶどう収穫体験

8Labの食部門は現在立ち上げに向けて準備中ですが、梨北の食がテーマですので、まずは地元の農家さんや生産者さん、そして地元に住み食の活動をされている方、みなさんといろんな話をしながら8Labでできることを一緒に考え、活動していきたいと考えております。

最後に

農家の高齢化、耕作放棄地の増加、自給率の低下、若者の野菜・フルーツ離れ、、「今の社会の課題」の話はまだ勉強不足でよくわからないですが、私はこの大好きな山梨の「食」がずっと未来まで守られていくといいな、その流れに自分も入り込んで、何か貢献したいな、今できることは何かな?!と思っています。

まずは自分がもっと梨北、そして山梨の食を知ること、そして発信して行くこと、多くの人と一緒に楽しむこと!

特に若者世代は「山梨何もない」を口癖に、都内に出てしまうことが多いですね。(以前の私もそうでした)

だけれど、一歩立ち止まって周りを見てみると、こーーーーーーんなに素敵な大自然と美味しい食材が揃っているのです。この山梨の魅力に気づいて、週末遊びに帰ってきたり、Uターンする若者が増えらたらいいな、と思います。これからも8Labは梨北と都会、人と人、食と人を繋ぐきっかけを生み出して行きます!

これからも一緒に梨北の食を楽しみましょう。

最後まで読んでくださりありがとうございました!