【3/5開催決定】韮崎の今とこれからを考える!トークイベント『どうなる?!どうする!?2030年韮崎。』

2023年3月5日(日)に東京エレクトロン韮崎文化ホールにて、韮崎の今を知り、これからを考えるトークイベント『どうなる?! どうする!?韮崎の2030。』が開催されます。

にらレバ編集部は、このイベントを企画しているプロジェクトメンバーに話を伺いました。

取材を通して、担当者の韮崎に対する想いやイベントに込めた願いに触れ、韮崎の関係人口である筆者も、これからの韮崎に希望を感じ「もっと深く関わっていきたい!とワクワクしました。ぜひ最後まで読んでみてください。

▶︎今回お話を伺ったのは、この2人!

西田遙(にしだ・はるか)
NPO法人河原部社理事長

山梨県韮崎市出身。山梨大学で野外教育を学ぶ傍ら国内外をヒッチハイクで旅していた。大学卒業と同時にプロジェクトデザインを生業に起業。これまでに3社24事業の立ち上げと運営に携わっている。河原部社では「こどもわかものまちづくり」をキーワードに活動中。

片上隆三(かたがみ・りゅうぞう)
NPO法人河原部社(encle事業PL)

福岡県北九州市出身。大学卒業後は電気系の指導員として講師を7年勤める。その後、東京消防庁に転職。在職中に「食と生きる」ことについて考え実現できる地を探していたところ韮崎市に出会い移住を決意。河原部社では、関係人口創出のプロジェクトを担っている。

自分たちの暮らすまちを“正しく知る”とは?

ーーー 3月5日に開催される『どうなる?! どうする!?韮崎の2030。』はどんなイベントですか?

片上
2部構成のトークイベントで、第1部では、天野馨南子氏による基調講演データで読み解く 韮崎の人口減少、真実の姿」。

第2部では、天野氏と“韮崎市長・韮崎市商工会長・子育て支援NPO理事長の3名を交えたクロストークを行います。

西田
思いとしては、ただゲストの話を聴くだけのイベントじゃなくて…
(1) データに基づく正しい「韮崎の現状」
(2)「市民・企業・行政 + 関係人口」それぞれにできること
(3) 韮崎の変化の可能性
この3つをみんなで一緒に学び考えていく場にできたらな、と思っています。

 

ーーーとても豪華な顔ぶれですね。第1部の「韮崎の人口減少、真実の姿」というタイトルが、とても気になったのですが…。

西田
少し攻めてみました(笑)。

そもそも「人口減少」が韮崎の重要な課題の1つだと言われていますが、実際にデータとして「何が」「どれだけ」減っていて「何が問題なのか」について、正確に把握している人って意外と少ないんじゃないかな?って…

やっぱり現状を正しく知らないと、具体的にどうしたらいいのかを考えることも難しいし、誤ったことをしちゃうかもしれないので、韮崎に関わる人みんなで学ぶ機会を作りたいなって思いました。

片上
そこで!真実の姿を明らかにするなら、人口動態に関する社会の諸問題の第一人者である天野馨南子さんしかいない!と。大変ご多忙の中無理を承知で依頼し…なんと、講演していただけることになりました。


天野馨南子(あまの・かなこ)
ニッセイ基礎研究所 人口動態シニアリサーチャー

東京大学経済学部卒。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。1995年日本生命保険相互会社入社、99年より同社シンクタンクに出向。専門分野は人口動態に関する社会の諸問題。総務省「令和7年国勢調査有識者会議」構成員等、政府・地方自治体・法人会等の人口関連施策アドバイザーを務める。エビデンスに基づく人口問題(少子化対策・地方創生・共同参画・ライフデザイン)講演実績多数。著書に『未婚化する日本』(白秋社・監修)、『データで読み解く「生涯独身」社会』(宝島社新書)等。


片上
当日は、天野さんが韮崎に関する過去数十年の人口に関するデータを元に分析して「韮崎の人口減少、真実の姿」を明らかにしてくださるので、楽しみにしていてください!

 

ーーー確かに、自分たちのまちのことを”正しく知ること”は、とても大事ですよね。

 

韮崎のまちで起こっていることを「自分事」に

ーーー第2部のクロストーク「どうする?2030年の韮崎」は、どのような内容ですか?

西田
第1部で、韮崎の現状は理解でき、人口減少がこのまま進んでいくとどうなってしまうのかについても自分事としてイメージできるはずです。

そこで、第2部では「じゃあどうすればいいのか?」について、天野さんと行政のトップである内藤市長、韮崎の企業について詳しい岩下商工会長、長年子育て支援に携わってきた内藤理事長の4名でクロストークしていただきます。


内藤久夫(ないとう・ひさお)
韮崎市長

慶応義塾大学法学部卒。㈱内藤の代表取締役を務める傍ら、市教育委員長や市商工会長を経てH26年11月韮崎市長に就任。”チームにらさき”を掲げ、特産葡萄を活かしたワイナリー誘致や、人口対策として「カムバック支援事業」を市民協働で始動し「青少年育成プラザミアキス」を開設。現在市長3期目として、ウェルネスの実現にむけ市営新体育館整備やスポーツコミッション充実等に取り組んでいる。

岩下和彦(いわした・かずひこ)
韮崎市商工会長

東京教育大学理学部卒。山梨県高等学校教諭、神奈川の私立学校教諭を経てH8年韮崎にUターンし、昭和産業に入社。総務室長、専務取締役を経て代表取締役社長を歴任。昨年12月相談役就任。H27年より韮崎市商工会長として、地元の商工業発展と地域活性化に取り組み、商店を動画で紹介する「にらさき☆店プロジェクト」や「オープンファクトリー」、「まちゼミ」等を仕掛けている。

内藤香織(ないとう・かおり)
ちびっこはうす理事長

静岡大学教育学部卒。3児の母。結婚を機に韮崎市に移住し市内の幼稚園に勤務。第1子出産後に職場復帰するが「アウェイ育児」で仕事を退職。H4に「ちびっこはうす」に出会い仕事や子育ての「つまづき」から復活。H27に理事長に就任し「子どもの笑顔のために」をミッションに様々な子育て支援活動を展開。その他、山梨県子ども子育て会議や女性の活躍推進協議会等、委員委嘱多数。


片上
具体的には「転出抑制」「転入促進」「未婚率減少と出生数増加」の3つのテーマに沿ってトークを進め、それぞれの立場からアイデアを出し合って、変化の可能性を探っていきます。

 

西田
人口減少の抑制には市民・企業・行政の3者が同じ方向を向いて活動していくことが大事」だといわれています。

イベントに参加いただく方にも、市民の1人として、企業の経営者として、行政の職員として、または関係人口として、「自分に何ができるのか?」それぞれの立場と自分を重ねながら話を聞いていただきたいです。

 

「きっかけづくりの場」にしたい!

ーーー 最後に、どのような方にこのイベントへ参加してもいただきたいですか?

片上
韮崎に住んでいる方はもちろん、出身者や移住を希望している人や、韮崎で何か事業を起こしたい&活動に参加したいと考えている人など関係人口の方にも参加していただきたいです。

 

西田
自分たちのいるところを自分たちでつくっていこう!」という意志を持っている人に来てもらいたいですね。特に、経営者や行政職員の方には積極的に参加していただきたいです。

また、韮崎にあまり関心がない方には知ってもらう機会として、すでに関心を持っている人には実際に関わるための「きっかけづくりの場」として参加してもらえたら嬉しいです。

 

イベント概要&申込方法はコチラ!

  • 日程
    令和5年3月5日(日)
  • 時間
    14:00〜16:00(13:30開場)
  • タイムスケジュール
    ※一部変更の可能性もあります。
    ◉13:30〜14:00 受  付
    ◉14:00〜14:15 オープニングトーク
    ◉14:15〜14:45 第1部(天野馨南子氏による基調講演)
    ◉14:50〜15:45 第2部(クロストーク)
    ◉15:45〜16:00 クロージングトーク
    ◉16:00〜     イベント終了

▶︎ファシリテーター

浅利そのみ(あさり・そのみ)
アナウンサー

聖心女子大学文学部卒。1児の母、やまなし大使。FM-FUJIや TOKYO FMのアナウンサーを経てフリーに転向。結婚を機に山梨にUターンし、現在は、アナウンサーの仕事をする傍ら、育児とランニングを楽しみつつ、家業の果樹園も手伝っている。農業や地域をよりよくしていくため「やまなし農業女子」でも活動している。

  • 会場
    東京エレクトロン韮崎文化ホール・小ホール
    (〒407-0002 山梨県韮崎市藤井町坂井205番地)
  • 定員
    280名
  • 参加費
    無料
  • お申込方法
    お申込みフォーム または、下記のQRコードよりお申込みください。

  • お問合せ先
    NPO法人河原部社
    (担当:片上)
    info@kawarabe.com TEL:0551-45-9919
    受付時間14:00~20:00(火曜日定休)

 

主催:こどもわかものまちづくりNPO法人河原部社
協力:韮崎市、韮崎市商工会、NPO法人子育て支援センターちびっこはうす

 

主催の“河原部社”とは?

本イベントは韮崎市にあるNPO法人河原部社が、韮崎市より業務委託を受け企画しています。

河原部社は、韮崎の地元有志ら5名が集い、0歳~18歳への『切れ目のない支援を目標に活動をはじめました。

山梨県初となるユースセンター『青少年育成プラザMiacis』の開設や、ローカルメディア『にらレバ』の運営、キャリア教育プログラム『シラカンパ』の開発などを行い、3年目からは若者たち主体の組織へと変化を遂げました。

8年目になるこれからも、『こども』に軸足を置きながら活動を続けていきます。