こんにちは!学生編集部の高村大夢です。
今回は、私たちの同世代の活動を紹介してきた「にらヤンステーション!」ではなく、私が企画段階からお手伝いさせていただいている「韮崎ワイン」のクラウドファンディングの取り組みについて紹介したいと思います。
クラウドファンディング実行者の高野雅裕さんに、インタビューを行った様子をお届けしていきます!クラウドファンディング実施の背景や韮崎ワインの魅力、韮崎ワインを通じて実現したい未来についてお伺いしました!
髙野 雅裕 (たかの まさひろ)さん
東京都【本のまち】文京区生まれ。実家は4代続く製本業。大学卒業後、都内の出版社へ就職しその後独立。1992 年6 月 山梨県八ヶ岳麓 清里高原(朝日ヶ丘)へ家族と共に移住。
地域貢献を行いたいと思い耕作放棄地問題に取り組み、ワイン用ブドウ畑をお手伝いしたことをきっかけにワインと出会う。多くの研修などに参加しワイン造りを学び、自身のキャリアで培ったプロモーション力を活かして、ワインを広めていく活動を行っている。
現在は、活字の力で地域を元気に!八ヶ岳麓の動くローカルメディア出版社 株式会社協立コミュニケーションズ 代表取締役/編集者。県産・地産ワインの PR ならびに、生産から販売までのサポート事業を行う 株式会社クリュ・デュ・北杜 代表取締役社長。
『韮崎ワイン』の美味しさや特徴などの魅力を伝えたい!
~挑戦中のクラウドファンディングについて~
高村:こんにちは!本日はよろしくお願いします!
これまで何度かお話しさせていただいていますが、改めて韮崎ワインのクラウドファンディングを始めたきっかけや想いなどをお伺いしたいと思います!
まずは、今回のクラウドファンディングの目的を教えてください。
高野:今回のクラウドファンディングは、韮崎市内の地域の方々、そして山梨県内外の方に『韮崎ワイン』の美味しさや特徴などの魅力をお伝えてしていくことを目的に企画したクラウドファンディングになります。韮崎市には4つの認定ワイナリーがありますが、各ワイナリーの飲み比べセットや、ワイナリーごとのお薦めワインなどを返礼品にご用意しました。
高村:クラウドファンディングの返礼品には凄く魅力的なワインが並んでいましたね。今回クラウドファンディングに挑戦しようと思ったきっかけは何だったんですか?
高野:韮崎ワインがあまり知られていないことを課題に感じたからです。ブドウ造りの環境・気候風土に恵まれた韮崎で造られる『韮崎ワイン』は、日本ワインの愛好者や関係者の中でも、近年注目されています。しかし、地元の方では、まだ周知が行き渡っていない現状があります。「韮崎ワインをもっと多くの人に知ってもらいたい!」「飲んでもらいたい!」という思いから、クラウドファンディングに挑戦させていただくことになりました。
高村:そうだったんですね。私も高校時代・大学時代と韮崎市で活動をしていますが、正直ワインのイメージはあまりなかったです。今回の韮崎ワインのPR方法に、クラウドファンディングを選んだ理由は何ですか?
高野:一番の理由は、イベント事業ができなくなってしまったからです。実は1年以上前から市とも協力しながら韮崎ワインをPRしていくことを考えおり、2020年はイベント実施を予定していました。しかしコロナウイルスの影響で実施が困難となり、オンラインでプロモーションができるクラウドファンディングを活用することにしました。
高村:イベントの中止はとても残念ですね。既にクラウドファンディングでは多くの方からの支援が集まっていますが、オンラインで実施して良かったことはありますか?
高野:プラットフォームに掲載されることによって、地域の方だけではなく全国にいるワイン好きの方にも興味を持っていただけていると思います。さらに、クラウドファンディングはプロジェクト終了後に返礼品をお送りする仕組みになっているので、皆さんのリアクションに合わせて対応できることも良い面だと感じています。
高村:地域の方に加えて、県外の方にも知っていただけるのはとても良いですね!これをきっかけに韮崎ワインがもっと広く知られるようになるといいですね。
同じ品種のブドウを使用したワインでも、各ワイナリーで違う味が楽しめる!~韮崎ワインの魅力~
高村:韮崎ワインの魅力や特徴ってどんなところになるんですか?
高野:韮崎ワインの魅力は、それぞれのワイナリーのワイン造りの方法に個性があることだと感じています。市内のワイナリーには、100年の歴史があり昔ながらの手法でワインを造っているところがある一方で、近代的な手法を用いて造っているところもあります。なので、韮崎で獲れた同じ品種のブドウを使用したワインでも、各ワイナリーで違う味が楽しめます。返礼品の中にも飲み比べセットをご用意しているので、ぜひ違いを楽しんでいただきたいです。
高村:韮崎で獲れた同じ品種のブドウなのに、違う味のワインになるなんておもしろいですね!
高野:ワイナリーさんもよくおっしゃっていますが、良いワインを造るためには良いブドウ造りが欠かせないです。韮崎は日照時間の長さと朝と夜の寒暖差が大きい部分がブドウ造りに適していると言われています。全国のワイン生産者さんも注目しているようです。
高村:そうなんですね。全国からも注目されているなんて、これからの韮崎ワインも楽しみです!
地域資源を活用して地域を盛り上げるきっかけを作りたい~韮崎ワインの今後の展望~
高村:韮崎ワインのプロモーションを通じて、どんな未来を作っていくことを目指していますか?
高野:私は韮崎ワインを地域を盛り上げるきっかけにしたいと考えています。そのためにまずは、「地域の方全員が韮崎ワインを知っている」「飲んだことがある」「自分のお気に入りワイナリーがある」状態にしていきたいと考えています。韮崎ワインを通じて、より自分の地域に誇りを持ってもらえたらすごく嬉しいです。
高村:クラウドファンディング終了後の展望はありますか?
高野:今回は市内ワイナリー4社さんとのクラウドファンディングに挑戦中ですが、市内には醸造所を持たないバンヤードも10軒ほどあります。次は、バンヤードのワインも多くの方に知っていただけると良いなと思っています。さらにコロナが終息したら、ワイナリーツアーなどのイベントを企画したいと思います。これらのプロモーションを行い、韮崎ワインに市内外のファンがいる状態を作り出すことをイメージしています。
高村:そんなに多くのワインが韮崎で造られているのなら、連携してツアーやイベントが開催できそうですね。
高野:最終的には、韮崎ワインを含めた韮崎市観光ツアーを企画したいと考えています。ワインをきっかけに韮崎市に足を運んでいただき、市内の多くの魅力を発見してもらえるツアーをすることが可能になると思っています。
高村:韮崎ワインがきっかけに地域が盛り上がる姿が想像できました。これらを実現するために今回のクラウドファンディングがとても大切ですね。
高野:そうですね。韮崎ワインという地域資源を活用をして地域を盛り上げる事例となるよう頑張りたいと思います。市内の他の魅力的な地域資源でも同様な動きが生まれてくると、もっと地域が盛り上がるのではないかと思います。
高村:他の地域資源を活用した取り組みが生まれるのもすごく楽しみですね!
クラウドファンディング応援しています!ありがとうございました。
まとめ
今回の取材を通して、韮崎ワインの魅力や高野さんの「地域を盛り上げていきたい」という想いを改めて知ることができました。そして、今回の韮崎ワインのクラウドファンディングで地域を盛り上げるきっかけを作っていけるのではないかと感じました。
コロナの影響で予定していたプロモーションができなくなってしまい、そんな状況の中、今回のクラウドファンディングは高野さんの想いで立ち上がりました。このクラウドファンディングを成功させることによって、地域全体や同じような想いを持っている方にエールを届けることができるのではないかと思います。
残り期間は短いですが、高野さんと共に全力で頑張っていきたいと思います!皆さんにもぜひ応援していただければと思います。よろしくお願いいたします。
クラウドファンディングページには各ワイナリーの紹介や返礼品が掲載されていますので、ぜひ一度ページに訪れてみてください!
https://camp-fire.jp/projects/view/338863
=クラウドファンディングに関してのお問い合わせ先=
韮崎ワインブランディングプロジェクト実行委員会
事務局:高野 雅裕(たかの まさひろ)
Mobile:090-1434-7185
Eメール: takano@kyoritsucom.net
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○県産・地産ワインのPR/生産から販売までのサポート事業
(株)クリュ・デュ・北杜
https://www.crudehokuto.net/
○活字の力で地域を元気に!八ヶ岳麓の動くローカルメディア出版社
(株)協立コミュニケーションズ
https://www.kyoritsucom.jp/
代表取締役/編集者 高野 雅裕 (Masahiro Takano)
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